本文へスキップ



NAGOYA MG CAR CLUB
OFFICIAL WEB SITE




ABOUT MG

ギャラリー

イメージ01 MGは、スポーツカーを主軸に生産した英国のカーメーカーです。
オープンカータイプのスポーツカー、サルーン、クーペなど多岐にわたり生産されました。
名前の由来はモーリス・ガラージ(The Morris Garage)の略称から社名へ展開されて今日に至ります。

オクタゴンマークのMGバッジが採用されたのは1927年型の14/28 ラジエターがブルノーズからフラットになったモデルからである。 円形のバッジの外周に 「MORRIS OXFORD」の文字があり、その中心位に「MG」の文字を八角形のオクタゴンが囲んでいる。現在のマークになったのは1927年以降の14/40モデルからで、オクタゴンマークを採用したのはMGの創始であるセシル・キムバーであるが、彼がオクタゴンをこよなく好んでいた為、MGとオクタゴン(八角形)は切っても切れない関係となった。
小林彰太郎氏の著書 「世界の自動車18」より抜粋
イメージ02

セシル・キンバー(Cecil Kimber)

(1888-1945)
イメージ03


The histry of MG

1910年 英国南西部のオックスフォード・カウリーに設立されたMorris Motor LtdのディーラーであるMorris Garageがその源。両社共にウイリアム・リチャード・モーリス、後のロード・ナッフィールドが創業
The MG Companyは、ロード・ナッフィールドの私的企業として設立される。



1913年 Morris Motorはモーリスオックスフォード(1017.8CC 4CYL )を生産、販売する。


1921年 セシル・キムバーがWrigley社よりMorris Garageへセールスマネージャーとして移籍する。


1922年 セシル・キムバーがMorris Garageの総支配人として就任。
セシル・キムバーの手によりMorris Garageはバックヤードスペシャルとしての活動を始める。



1923年 Morris製CowleyにChummyのボディを架装し、Land's End Trialに出場 ゴールドメダルを獲得。
(この車両にはMGのバッジもオクタゴンマークも取り付けられていない。)
MGの第1号車と呼ばれる Raworthを製作
(11.9hp CowleyシャシーにRaworthが架装したもの 6台生産)



1924年 MORRIS MOTORSの生産車両であるモーリスオックスフォードにライトチューンを施した14/28 M G Super Sports Morris Oxfordを量産・販売した。
* 14/28の前にはVee Front Saloonや6気筒のFタイプもごく少量ですが生産されています。



1925年 セシル・キムバーが自らの為のスペシャルカーとしてOld Number Oneを製作。
Morris Oxfordの部品を利用してオッチキス製1921年型Cowley用の1548CC SVエンジンをOHVに改造して搭載した。 ライトウエイトボディでもある事から82mphを記録する。
* Old Number Oneは1923年に製作されたという説もあります。
Old Number Oneはセシル・キムバーへのワンオフの生産ではありますが、MG乗りには象徴的な存在。



1926年 MGの工場はオックスフォードのバンバリー・ロードに移転する。
 CowleyのノーズがBull-NoseからFlat-Noseへと変更したと共にMGも変更する。



1927年 14/40よりラジエーターグリルにオクタゴンマークを取り付ける。

1929年 Morris GarageはMorris Motorより独立。The MG Car Company Ltdとなる。
生産拠点をアヴィンドンへ移転。
MタイプからMIDGETの誕生



1935年 THE MG Car Companyはナッフィールド・オーガニゼイションに譲渡される。

1968年 MGはBRITISH LEYLAND(BL)に統合される

2005年 MGは南京汽車(現 上海汽車傘下企業)に譲渡される。


イメージ04
MGは Safety Fast というスローガンのもと 「安全」で「楽しい」車が生産されてきました。また、生産においてのコストダウンと部品の安全性の確保の為に他車で使われたパーツを流用しての車つくりを成立させてきました。
そのために比較的安価でかつバリューフォーマネーに優れ、かつ小粋な車ばかりです。それは、1913年のモーリスオックスフォードから20世紀後半の生産車両であるRV-8やFまで続いています。現代においてもMGの車が世界のエンスージアスト達にこよなく愛されているのは、MGの車がこのような成り立ちである事からである証左になっています。



INDEX




Nagoya MG Car Club All rights reserved